工業用
酵素製剤
セルラーゼ
Cellulase

 

セルラーゼとは…

 セルロシンは微生物(糸状菌)を培養し、精製したセルラーゼ、キシラナーゼ、マンナナーゼ、ペクチナーゼ剤の総称で、利用の対象や目的に広い範囲で対応し得るように性質・性能の異なる十数種の製品を揃えております。

セルラーゼ  綿、紙などの天然セルロースによく作用するTrichoderma viride起源のセルラーゼ(セルロシン T2)と化学修飾して水溶性にしたセルロース(CMCなど)によく作用するAspergillus niger起源のセルラーゼ(セルロシン AC40、セルロシン AL)の2種類があります。セルラーゼは植物組織の崩壊及び溶解作用を有し、有用物質の抽出を容易にすると共に粘度を下げる作用があります。

キシラナーゼ  Aspergillus niger起源のキシラナーゼ(セルロシン HC100)とTrichoderma viride起源のキシラナーゼ(セルロシン TP25)の2つのタイプがあります。野菜、果物、キノコ類の組織の崩壊、穀類組織の軟化、穀類糖化液のろ過性の向上やキシロオリゴ糖の製造等に広く使用されます。

マンナナーゼ  Aspergillus niger起源のマンナナーゼ製剤であるセルロシン GM5はグアガム、ローカストビーンガムやコーヒー中に含まれるガラクトマンナンに作用し、ガム類の粘度低下やコーヒーの抽出率の向上・沈殿防止などに効果があります。

ペクチナーゼ  柑橘類の果汁清澄化に適するペクチナーゼ(セルロシン PC5)とリンゴ果汁の清澄化に適するペクチナーゼ(セルロシン PE60、セルロシン PEL)の2つのタイプがあります。セルロシン PC5にはペクチナーゼ以外にキシラナーゼなどの酵素が多く含まれるため、焼酎諸味の粘度低下にも利用されます。セルロシン PE60、セルロシン PELは搾汁歩留まりの向上や果実酒清澄化にも有効です。

マセレイティングエンザイム  植物組織崩壊酵素製剤であるセルロシン MEにはプロトペクチナーゼが多く含まれ、植物組織の細胞間物質(主としてペクチン類)に作用して単細胞化します。ニンジン、カボチャ、キュウリ、レタス、ホウレンソウ、タマネギ、トマトなど広範囲の植物に有効です。

用途 酵 素 名 製 品 名 起 源 応 用 例
食 品 セルラーゼ セルロシン AC40 Asp. niger 醸造物粘性低下
発酵利用率向上
セルロシン AL
セルロシン T2 Tri. viride
キシラナーゼ セルロシン HC100 Asp. niger 小麦パン質の改良
発酵利用率向上
オリゴ糖の製造
セルロシン HC
セルロシン B
セルロシン TP25 Tri. viride
マンナナーゼ セルロシン GM5 Asp. niger コーヒー・グアガムの加工
ペクチナーゼ セルロシン PC5 果汁清澄化(柑橘類)
セルロシン PE60 果汁清澄化(リンゴ)・米溶解
セルロシン PEL
セルロシン ME Rhizopus. sp. 野菜組織崩壊・単細胞化



<応用例>


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